モンドキャンノ
父キンシャサノキセキ 母レイズアンドコール 母父サクラバクシンオー
シンプルさと米系の血が生きているのが長所で好調期に強さを見せる。しかし父母ともに欧州系主体の血なので他馬の成長とともに頭打ちに。

モンドキャンノ002

2歳の7ハロン戦としてはありきたりの展開で、前半35.7後半34.2で残り3ハロンからペースが上がる3ハロン競馬となった。

勝ったモンドキャンノは道中々団待機で直線の坂を上ったところでスパートし余力十分の差し切り勝ちを収める。厳しい展開となった場合にどこまで力を出せるか分からないが、今日のような展開になればまた重賞で好勝負出来る勝ちっぷりであった。

モンドキャンノ001

モンドキャンノは父キンシャサノキセキ母父サクラバクシンオーで、この組み合わせであればHyperionを活かすのが配合の方向性としては合っているが、当馬は米系の血が細かい所までクロスしていて、現状の鮮やかな勝ちっぷりを見る限り米系の血の能力が表れていると考えられる。

レーヌミノル002

レーヌミノル 
父ダイワメジャー 母ダイワエンジェル 母父タイキシャトル
Halo3×4中間断絶の主導。シンプルな配合で開花の早い軽快なスピードタイプの馬。クラシック狙いのタイプではないが2歳の7ハロン戦ならば有望。厳しい流れになって底力を問われる展開やスローの瞬発力勝負になると不安。

今日のようなレースは本来向いていないレーヌミノルだが、見事な二の足を見せて3着ディバインコードに3馬身差をつけての2着となった。陣営としては収穫の多いレースだったと思われる。

レーヌミノル001

 阪神のマイル戦は今日のような流れになるとは考えにくく、阪神ジュベナイルフィリーズは相手関係を見て馬券を検討したい。